ラブ法による初めての手術

心の準備が出来る間もなくラブ法の手術へと

私は、当時主流であったラブ法により手術を受けましたが、私自身この時が初めての入院・手術であり、手術前から自分の身体にメスを入れることに対して不安がありました。

当時3人いた整形外科医の中で、一番頼りない医師がマスクをして立っていたからです。こちらは、始めてで不安で仕方ないのにも関わらず、「この人で大丈夫だろうか・・・」と思える整形外科医が担当だったのです。

そして、間髪を入れずに「酸素マスクです」と言われ、マスクを口にあてがわれましたが、一息吸った途端に気が遠くなっていくのが分かり、これは酸素ではなく麻酔だと直感しました。

ちょっと待って、まだ心の準備が・・・・・・

気持ちの整理が付かないまま、意識がなくなってしまったのです。


手術が終わり目が覚めると・・・

目が覚めたのは集中治療室に向かう途中の廊下で、看護師から声を掛けられ、目が覚めた瞬間は熟睡したという爽快感と同時に腰にメスを入れた為の疼痛と微熱に悩まされました。

疼痛と微熱は2~3日で治まりましたが、これから半月間が入院生活で最も厳しい日々となりました。

現在の手術後の経過については定かではありませんが、当時は手術後の一週間はベットで寝返りも出来ずに仰向け状態が続き、ベットから離れられるまで半月を要しました。

入院生活

私は1日に2箱近く煙草を吸っておりますが、当然この間は喫煙所にもいけず、熱が引いた後は禁煙との苦闘が始まり、ついには耐え切れず、1週間位後に見舞いに来た妻にあるものを頼みました。

  • 煙草
  • 缶コーヒー
  • スプレー式の臭い消し

これらを買ってこさせ、ひたすら夜中になるのを待ちました。

そして、同室の患者さんが全て寝静まった夜中にベットで空き缶を灰皿にし煙草を吸い、臭い消しで痕跡を残さない方法で、禁煙問題を解消しました。

また、手術中に施されたものと思いますが、気が付くとオチンチンに管が入れられ、尿が自動的に出ていましたが、問題は大きい方の処理で、オシメをしながら寝ながら排便するように看護士からは言われてはおりました。

しかし、寝ながら踏ん張ることは難しい上、同室の患者さんに対する気兼ねトイレ以外で排便することの羞恥心等で一週間排便することはできず、最後に看護師から浣腸をさせられてしまいました。

手術をして、色々あった入院生活も終えて無事に退院したものの、それから、およそ10年。私は、再びあの激痛に襲われたのです。

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