私自身の経験について

初期発症から入院・手術まで

私が初めて椎間板ヘルニアになったのは、32歳のときでした。

しかし、それ以前の20代後半から膝の裏からふくらはぎに痺れと言うのか軽い痛みのような症状が出始め、間もなく腰の右側にも痛みを感じ始め、鍼灸治療院等で痛みを緩和していました。

椎間板ヘルニアであると見極めるポイントの一つは、仰向け状態から片足ずつ上げて見て、10センチも上げない内に腰に痛みを感じ、それ以上足が上げられなければ「やばい」と判断すべきです。

しかし、鍼灸治療院では90度近く足を上げることができたので、この時の医師も筋を痛めただけだと判断したのだと思います。その後は腰痛が出始めれば鍼灸に通う状態が3~4年続きましたが、痛みを緩和し、再度腰痛が出始める間の感覚がだんだんと短くなってきたのです。

そして、事務仕事をしている時には腰よりも右側の臀部(お尻の辺り)の痛みが激しく、まともに座ってられなくなり、朝の寝起きの際には腰の激痛のために起き上がるまで30分近く掛かってしまい、地元の整形外科に行った時に始めて椎間板ヘルニアであると医師から告げられ、すぐに入院となりました。


当時と現在の手術方法の違い

私が入院したのは平成3年ですので、椎間板ヘルニアの手術方法についても現在と多少の違いがあると思います。現在の手術方法には、以下の種類があります。

ラブ(人名)法
全身麻酔で、肉眼でヘルニアを摘出
MD法
全身麻酔で、顕微鏡視下で摘出
MED法
全身麻酔で、直径約2cmの筒の中に内視鏡と器械を入れてモニターを見ながら摘出
PN法
局所麻酔で、椎間板に管を差し込んで、内径約5㎜の管の中から特殊な器具を通して隋核を摘出
PLDD法
局所麻酔で、内径数㎜の管の中からレーザー光線で髄核を焼いて縮める

こいった手術がありますが、平成3年当時はラブ法という、飛び出した椎間板を削り取るだけで狭くなった背骨の感覚はそのままであるという方法が主流でした。

現在の術式の比較は次表のとおりです。

  • ①:比較項目 \ 術式
  • ②:入院日数
  • ③:麻酔
  • ④:創の大きさ
  • ⑤:手術時間
  • ⑥:術後の疼痛
  • ⑦:健康保険適応
  • ⑧:自己負担金(3割)
ラブ法MD法MED法PN法PLDD法
1~2ヶ月7~14日1~5日0~2日0~2日
全身全身全身局所局所
5cm1.5cm約2cm1cm未満1cm未満
1~2時間40~50分60~90分60~90分30~60分
中~小
ありありありありなし
15~30万15~30万10~20万10~20万

私は、当時主流であったラブ法により手術を受けましたが、私自身この時が初めての入院・手術であり、手術前から自分の身体にメスを入れることに対して不安がありました。

>>ラブ法による初めての手術

レポート内ページ一覧<<

ページトップへ