レーザーを使った治療「PLDD法」
PLDD法とは、英語で「Percutaneous Laser Disk Decompression」の略から来ていて、日本語では、「経皮的レーザー椎間板減圧術」と呼ばれています。名前の通り、レーザー(高出力のもの)を使った手術方法です。
主な手術方法は、皮膚の上から患部に向けて数ミリの針を刺し込み、椎間板中央の髄核(ずいかく)に対して、レーザー照射します。すると、髄核が蒸発して内圧が下がるので、ヘルニアが小さくなり神経を圧迫しなくなります。
流れは以下の通りです。
- 患部周辺(皮膚、筋肉、椎間関節)への麻酔を施す
- 直径0.4mm程の細い針を間板髄核中央に挿入する
- 2方向からのX線透視により針の位置を確認
- 針の先にレーザーファイバーを挿入して、患部を照射
PLDD法は、施術時間も十数分と短時間で済むことや、日帰りでの手術が可能だというメリットがあります。従来のラブ法では、根治の可能性は高いものの、術後の社会復帰までどうしても時間がかかってしまいます。そういった懸念点はなくなります。
また、局所麻酔での手術なので、幅広い年齢に対応できるというメリットもあります。足や腰の痛みですと、どうしても、高齢者に多くなってしまうので、心臓が弱っていると、全身麻酔による手術が出来なくなってしまいます。その点、局所麻酔なので、心臓に与える負担も少なくて済みます。
最も多く施術されるのは、50歳代の方で、続いて60歳代、40歳代の方が受けられる事が多いようです。
ですが、注意点としては、既に手術の経験がある場合は行わない方が良いという事や、一部のヘルニアでは効果が殆ど無いとも言われています。
このような事からも、症状がそこまで酷くない場合で、入院などに時間を使いたくない場合には良い方法なのかもしれません。ですが、保険適応外の手術なので医療負担が大きいので、最先端医療を取るか、それとも、従来の根治を狙うのかで考え方が分かれそうです。
