内視鏡で更に負担が少ない「MED法」
MED法とは、英語で「Micro Endoscopic Discectomy」の頭文字から来ていて、日本語では「脊椎内視鏡視下手術」と呼び、内視鏡(医療用ビデオカメラ)での手術なので、カメラの映像をモニターで見ながら行う手術方法です。
これまでには、ラブ法の目視による切除から始まり、医療技術が進んだことでMD法という、顕微鏡を用いたもので負担が少なくなりましたが、更に内視鏡を使う事で負担がより少なくなります。
MED法は、導入背景。
- 1995年:開発が開始される
- 1997年:海外で手術報告があった後に、日本で導入が開始される
- 2006年4月:保険が適応される
手術は、直径16mmの筒を入れる事が必要なので、その筒が丁度収まる程度に皮膚を切開します。そして、筒を入れた後に、内視鏡を入れて状況を確認したら、ヘルニアを摘出する為の器具を挿入して手術が行われます。
術後は、約4時間程で歩く事もでき、シャワーなども早いうちから浴びられるようになります。切開の割合も小さい事から、我慢出来る程度の痛みで済みます。
このように、MED法での手術は、術後の負担の少なさが大きなメリットですが、一つ問題点があるとすれば、内視鏡手術ならではの医療技術を習得しておかなくてはならないので、研修を積んだ専門医しか行う事が出来ません。また、手術範囲が限られている事から、MD法と比べても手術時間が多少長くなってしまいます。
それから、椎間板ヘルニアの患者さんの症状によっては、受けられる場合とそうでない場合があり、症状がひどければ、従来のラブ法による手術が行われることもあるようです。
参考情報:医療法人社団朋仁会 北新病院「MED法」
