切開して目視による手術を行う「ラブ(LOVE)法」
椎間板ヘルニアの手術の中でも、古くから行われてきた手術がラブ法です。ラブ法は、英語でLOVEと書くので、日本語にそのまま訳すと「愛?」と思われてしまいますが、これは、人命が名前の由来となっています。
ラブ法による手術は、全身麻酔をして患部に近い中側の皮膚をメスで5cm程切開して、椎弓の一部を削って脊椎神経に悪影響を与えているヘルニア部分を切除するというものです。
切除することで、脊椎神経を圧迫するものがなくなるので、痛みが出なくなり根治となるのが普通です。
手術は、椎弓以外にも椎間関節の一部を部分的に切除して神経根の圧迫を解除したりすることで、視野の確保をする事もあり、患部の状況に合わせて手術の中で調整する事もあるようです。また、一部の筋肉を骨から外す事もありますが、切断するわけではありません。
ラブ法による改善率は、90%~95%と高いものがあります。ですが、残念な事に、5%~10%は、再び椎間板ヘルニアを引き起こす事があります。再発の仕方も、すぐに症状が出る場合、数年後に突然出る場合、他の場所に出る場合など人それぞれです。
すぐに再発する場合は、手術の完成度が関係しているかもしれませんが、数年後、または、別の場所に出る場合は、もしかすると、喫煙、タバコ、栄養不足、不摂生などの、生活習慣による内的要因が関係しているのかもしれません。
参考情報:椎間板ヘルニアの手術
